メイキング
デジタル彩色で
ぱっと見アナログイラストのように見える
小技を知ったので、自分用にメイキング備忘録を記しておきます。
下書き~仕上げまで
下書き
掃除をしていたところ、昔描き途中だったイラストを発見。背景を塗るためのコピックが足りないことに気づき、そのままエターなってしまったと思われる。諦めるなよ!と過去の自分を叱りたい気持ちと、新品のコピック買い足すのつらったんだよねわかりみ、という二つの感情が胸に去来した。
改めて見返すと線画はすごく好み(自画自賛)なので、このまま放置はもったいない!
というわけで、急遽リメイクすることにしました。
色塗り過程
今回使用したのは
アイビスペイント X(ibisPaint X)
というアプリです。
アイビスペイントX
ibis inc.無料posted withアプリーチ
下書きイラストからおおまかな線画を抽出し、線画の描き直し・色塗りを行いました。
過程はこんな感じ。
※画像下の矢印またはNEXTで、色塗りの過程を順番に見ることができます。
メイキングと今回のポイント(特にibisPaintの機能)を記していきます。
メイキングメモ
ポイント① 画用紙テクスチャ
ibisPaint Xの「素材ツール機能」には
・物の質感や服の模様のパターンテクスチャ
・漫画用の効果トーンや背景
などがあります。
今回は「画用紙」のテクスチャを使用して、紙のような質感を出してみました。
▼テクスチャの貼り方は下記サイトを参照しました。
https://oekaki-zukan.com/articles/2452
テクスチャを貼った部分の拡大図。
紙ならではの「ザラザラ感」が表現できています。すごい!
デジタルイラストのつるりとした感じも悪くないのですが、手描き歴が長いと綺麗すぎて出来上がりに違和感があったりするんですよね……。
そんなときに、この画用紙テクスチャレイヤーを上に被せると、画用紙に直接色を塗っている気分になります。けっこう適当に塗っても様になるので楽しい!
今まで素材はあまり使っていなかったのですが、これを機にガンガン使っていこうと思いました。
ポイント② 水彩筆の設定
ペンは「水彩(ポイント)」を主に使用しています。色を置くと、滲んでいるように見える塗りになります。アナログイラスト感を出せる万能ブラシです。
※ibispaintのブラシは広告動画を視聴することで無料利用できます。
不透明度を90%前後に設定して重ね塗りをすると、色が重なったところにほどよくムラができていい感じ。個人的にはコピックでガサガサ塗っているような感覚で楽しいです。
以上、簡単なメイキングメモでした!
今回はあえてアナログイラスト感を出す方法を紹介しました。非常に便利な設定を知ったので、今後もいろいろと組み合わせて試してみたいと思います。デジタルイラストのポテンシャルの高さを改めて実感しました。すごいぞ、ibisPaint X!
では、今回はこのへんで(・∀・)ノシ
コメント